子どもを学習塾に通わせるタイミングって?【子育ての悩み】

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少子化が進んでからの日本は、家庭で子どもにかける教育費の割合が、家計の中で高くなっています。

というのも、学校に通っているだけでは、レベルの高い進学校には進めない現実があるからです。

我が子に多くの選択肢を残すためにも、学習塾に通わせて、よりレベルの高い学校に進学してほしいと願う親心を、誰も否定することはできません。

では、どのくらいのタイミングで、子どもを学習塾に通わせたらいいのかを、一緒に考えてみましょう。

学習塾が必要となるタイミングとは

では、子どもに学習塾が必要となるタイミングには、どんなものがあると思いますか?

小学生を基準に考えてみると、まずあげられるのは、中学受験を考えたときです。

中学校によって出題傾向が違いますので、それに合わせた対策をするためには、小学校の教育要綱に合わせた授業だけでは足りないのが現実です。

次に、中学受験は考えていないものの、将来を考えて、早いうちから学習塾に通わせるというものです。

勉強を苦にしないタイプの子どもは、授業の学習進度より進んでいる、学習塾の授業を好む傾向があります。

小学生のうちから、学習する習慣をつけておくのは、いずれ役立つことになるでしょう。

そして、勉強が苦手なので、いまのうちに克服しておくことが重要な場合です。

中学校での学習は、小学校の勉強という基礎の上になりたっていますから、ここで躓いていたのでは、高校受験で大きなハンデを背負うことになります。

授業では理解しきれないことを、学習塾で補ってもらうのも、大切なことです。

学習塾の費用の目安を知っておこう!

小学生でも、目的があれば学習塾に通った方がよさそうだということは、前章で理解していただけたと思います。

では、学習塾に実際にかかる費用は、どれくらいの金額なのでしょうか。

平成22年に文部科学省が、「子どもの学習費調査」を行った結果によると、学習塾や家庭教師、参考書、ドリル代など、学校の教材費以外にかかった「補助学習費」の平均額は、予想以上に高額でした。

公立小学校に通う小学生の「補助学習費」の平均値をみてみると、1年生で年額8万3881円、2年生で4万2974円、3年生で5万1102円、4年生で8万4005円、5年生で8万7566円、6年生で16万1123円となっていました。

このうち、学習塾の費用を見てみると、1年生で2万1282円、2年生で1万7594円、3年生で2万9100円、4年生で5万8037円、5年生で6万2266円、6年生で12万1004円となっています。

この調査の時点では、対象となった公立小学校に通う小学生の約4割が学習塾に通っていたそうです。

この調査には、学習費が0円の世帯も含まれており、中学受験対策で年間100万円ほど学習塾の費用を払っている世帯が、平均値をあげていたことを、付け加えておきます。

学習塾の費用って、どうやって捻出するの?

前章で紹介した金額は、あくまで子ども一人にかかる費用です。

学習塾によっては、兄弟割引などが適用されるところも多いですが、それにしても、月々捻出するのが大変な額であることにかわりはありません。

こうした学習塾の費用を捻出するために、家計を切り詰めたり、習い事を辞めさせて費用に充てたり、おじいちゃんやおばあちゃんに援助してもらう家庭も少なくないようです。

ですが、家計がひっ迫している家庭の場合、世帯の収入を増やすしか方法がないので、夫婦共働きを選択することもありえます。

とはいえ、小学校、中学校、高校、大学と、進学するたびに必要になるお金の準備もあるので、子どもを持ったときから、学習保険や預金の積み立てを始めたり、ボーナスで教育費を賄えるように家計のプランをたてるなど、早くから準備をしておくにこしたことはありません。

家族でよく話し合って、家計に無理を生じない範囲がどの程度かを、見極めておくことをおすすめします。

いつよりなぜを考えよう

残念ながらいまの日本では、学校と自宅学習だけで難関校に入学できるのは、ごく限られた子どもだけです。

中学生になれば、大抵は高校受験のために、学習塾に通い始めることになるでしょう。

小学生でも、中学受験や何か目的があって学習塾に通うことは悪いことではないし、むしろがんばってほしいと思います。

ですが、「友だちが通っているから自分も」という安易な気持ちで学習塾に通ったところで、勉強する姿勢や知識が身につくかどうかは疑問です。

いつ、どのタイミングで学習塾に通わせるのかを考えるのももちろん大事なことですが、小学生に限っていえば、なぜ学習塾に通わせたいのかの理由を考える方が、ずっと大切です。

学習塾に通わせた費用が投資になって、将来の学費を節約できる見込みがあるなら、やる気がある子どもを通わせるのはよいことです。

結果としてムダ金にしないために、どのタイミングで、学習塾に通わせるのかを、親子でじっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。